03
4
6
9
11
13
18
26
28
31
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水泳の練習

 私は「水感」というオカルトっぽい(?)言葉が嫌いです。
 水感って、なんやねん。
 水圧を感じることかね。それなら、泳げない人でもあるわな。皮膚感覚ですから。

 私に言わせればですね、水泳が上手になるには、水中で完全にリラックスできることが不可欠。
 スイカンなんて、わけのわかんないシロモノではなく、そっちが大事よ。
 リラックスしていないと、動作をコントロールできないからです。
 私のバタフライみたいに、どこかが力んでいたら、思うような動作ができない。

 みなさんは、水中で完全にリラックスできますか? わたしゃ、まだできない。深いプールで変わったことをやらされると、いつも慌てふためくもの。いまだに完全に水に慣れていません。
 水深2メートルのプールの底にぺたっと寝て、イルカさんみたいに、口で輪っかを作って遊んだりできるくらい余裕があれば(大コーチはよくやってます)、ほとんど水中生物並みに、水慣れしたと言える。http://gigazine.net/news/20081006_bubble_ring_dolphin/

 わたしは、まだまだ陸上動物です。
 水の中でリラックスできるようになるには、長い時間がかかる。できるだけ水に入る時間をつくって、泳いだり遊んだりすることだと思います。
 気長に、楽しく泳いでいれば、いつのまにか水と仲良しになれる。

 体力トレーニングは、やればやっただけ、筋力がついたり、持久力がついたりしますが、
 技術は、神経がつながらないと体得できないので、「やれば、やった分、上達する」わけではないです。うまくできないな、できないな、あーできないな、やっぱりできないな……と、ため息をつきながら、あきらめずにトライするうち、あるとき突然「できたぁ!!」になる。
 マット運動のバク転とか、フィギュアの回転ジャンプとかは、そんな感じでしょう。
 水泳でも、クィックターンはそうかもしれない。飛び込みもそうかも。
 コツはあるんだけど、コツを教わっても、トライし続け、失敗を重ねないと、体得できない。コツを教わらずに、やみくもにトライすれば、よけい時間がかかる。私はターンや飛び込みのコツは大コーチに教わりました。
 コツを教えてくれる人がいないなら、自分で考えて「仮説を立てる/やってみる」の試行錯誤でトライする。私は、仮説の立て方も、大コーチに教わった。

 泳ぎについて考えるには、人体と水の関係についてのごく基本的な知識が必要です。たとえば、抵抗と推進力とかね。
 あと、体を沈めれば、必ず反動で浮くし、体を水上に出せば、必ず反動で深く沈むことも、意外と、よくわかっていない人が多い。
 小さい頃から水泳をやってきた人たちは、遊んでいるうちにそういうことに気づいて、いわば体で知っているんだよね。でも、水泳教室では、そういうことをわざわざ教えないでしょ。
 私は水との付き合い方のイロハを大コーチに教わりました。それが泳ぎについて考えるときに大いに役立っている。

 4泳法がとても上手になるには、膨大な時間が必要です。3年や5年、いや10年でも、たいがいの人が、たいして上手にはなれない。個人差はあるけどね。

 マスターズスイマーを見ても、遅い速いの差はあるし、もちろん強豪たちは上手だけど、全体的に見たら、マア、どんぐりの背比べです。
 世の中のスイマー、一握りのトップ選手やマスターズの強豪たちは除いて(膨大な練習をやってきた人たち。練習距離が多いだけじゃなく、考えて練習してきた人たちよ)
 あとは、みんな雑魚軍団と言っていい。マグロが見て、「俺たちの仲間に入れてもいい人間がいるぜ」と思うのは、70億人中、せいぜい数千人じゃないかな。
 70億人中、水泳を日常的に楽しんでいる人口がどのくらいいるかわかりませんが、そのお魚さんたちを除けば、細かい差はあるにしても、マア、みんな大したことない。
 で、われわれが、マグロに認めてもらえるほど上手になるのは、一朝一夕ではムリよ。わたすのようなヤツでもこれから20年、30年練習を積めば、いつかお魚さんの仲間になれるかもですが。

 で、これから長年、泳ぎを磨き続けていくとして、
 私は、今の時点で、60点くらいの泳ぎができれば十分だと思います。いや、40点か50点でもいい。できないこと、欠点、アラがいろいろあっていい。
 クロール/背泳ぎなら、左右交互に、平泳ぎ/バタフライなら、左右同時に、手足を動かして、そこそこラクに、前に進めばいい。
 まずはそこからでしょ?

 泳ぎながら、自分の泳ぎがどうなっているか、自分で気づく余裕ができたら、こっちのもの。自分なりに考えて、修正を試みる。あら、泳ぎやすくなったわ、スイスイ進むわ、という気づきを重ねていく。ラクになったと思ったのに、翌日泳いでみたら、元の木阿弥かもしれません。がっかりせずに、また探っていく。
 練習仲間と負荷の高いメニューで泳ぎ込むのもいい。一人で水遊び感覚の自主練でもいい。
 やり方は好きずき。

 自分がどう泳いでいるか、まったく無頓着で、何も考えず、何の気づきもなく、ただ漫然と泳いでいれば、へんな癖が体に染み付くだけで、泳ぎは良くならないけど、
 もっとラクに(目的によっては、もっと速く)前に進むには、どうすればいいかを探りながら泳いでいれば、泳ぎは少しずつ良くなっていく。


*ウミウシさんへ
 トップ選手でもスカーリングがへたな人はいます。スカーリングがすごく上手だけど、泳ぎが今いちな人もいる。スカーリングが上手にできるに越したことはないけど、スカーリングなんかできなくても泳げます。
 スカーリングを練習したら、プルがすごく上手になるわけではない。スカーリングはプル上達の一つの練習法にすぎず、ある人にとっては効果があっても、あまり効果がない場合もある。手だけで水を掻くわけじゃないからです。プルが上手かどうかは、体の使い方、バランスも関係している。
 ならば、スイムの練習の中で、よりラクで、より進むプルを身につけていくほうがいいと思いませんか? それを補うためにスカーリングをやればいい。
 一つ一つの動作が、部品のように合体されて泳ぎができるわけではないです。一つ一つの動作は相互に関連しています。全体のリズム、全体の連動が重要です。泳ぎ全体の中で調整していきながら、一方で、個々の動きに集中するということもやる。スイムもやれば、ドリルもやる。

 何よりも重要なのは(私はこのことを大コーチに教わりました)
 今の自分の泳ぎは、へたくそかもしれない、きれいじゃないかもしれない、
 でも、まずはこの泳ぎでいい。
 背伸びして理想の泳ぎを求めない。
 今の泳ぎが土台。今の泳ぎは、考えようによっては、自分の体ががんばってつくってくれたものでしょ? これをちょっとずつ良くしていけばいい。
 もっともっと、いろんな技術を習得して、もっともっと動作をコントロールできるようになっても、自分の個性は残ると思います。自分の体の特長、体の使い方の癖は、絶対残る。残っていい。それを生かせばいい。

 マスターズの強豪たちの泳ぎは、決してお手本のような泳ぎではないです。ある意味、みなさん、癖がある。オリジナルです。逆に言えば、自分の体に合った泳ぎを完成させている。オリンピック選手の泳ぎも、スピードを出す技術では共通する部分はありますが(当然ながら、全員漏れなく、うまく大きな推進力をつくっていらっさる)、やはり、それぞれ個性があるでしょ。

スピードを出すには、ある程度はずせない技術はあるにせよ、これが理想のクロールです、これが正しい背泳ぎです、なんてものはない。泳法ルールに違反しないかぎり、何でもありだよ。大会に出ないなら、泳法ルールの縛りもない。ほんと、何でもあり。人の指摘やアドバイスをちゃっかり生かすのはいいよ。けど、うるさいおばちゃんや、おじさん、コーチが何と言おうと、気にすることはない。人に言われたことは生かす。でも気にしない。自分がラクに速く泳げる泳ぎを探っていけばいい。速度にこだわらないなら、ラクを追求すればいい。

 へたでいいじゃん。
 わたすも、へたです。みんな、へただよ。
 気持ちよく、のびのび、堂々と泳ごうよ。
そして、泳ぎながら、ちょっとずつ、泳ぎを良くしていきましょう。



スポンサーサイト

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。